新型コロナウイルス感染症の流行後は、発熱外来を設置する医療機関が増えています。渋谷の内科医院の中にも発熱外来を設けている所がたくさんあり、熱や咳などの症状が出ている場合は一般の外来ではなく、この外来で診てもらうことになります。渋谷の内科での発熱外来受診時にまず注意が必要なのは、予約をしないと診てもらえないことです。一般の外来でも、希望するタイミングで診療を受けたい場合は電話やWebなどで事前予約をすることがすすめられることがありますが、発熱外来での受診時は事前の問い合わせがほぼ必須です。

ごく一部の渋谷の内科に、長く待たされる可能性があると断りを入れた上で予約なしで来院してきても診療を行う所がありますが、そのような所は一般の患者とは診る時間を完全に分けているか、一般外来の受付を一時的に休止して発熱患者のみを診るようにしているかのいずれかの方針をとっています。発熱外来を受診することになった場合は、医療機関側から指定された持ち物は必ず持っていきましょう。2022年12月時点で、PCR検査費用や経口治療薬の処方は公費負担となっており、1回の診療では診察料と追加の検査料を支払うだけで済みます。しかし、加入している健康保険の被保険者証を持参していないと、検査や診察などにかかる費用が全額自己負担となってしまい、大きな出費を強いられてしまいます。

受診時は院内に入れるかどうかに関係なく、マスクの着用は必須です。着けていない状態で医療機関に訪れると、確実に診療を断られます。未成年者については、必ず保護者が付き添って通院しましょう。